本:『どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座』 小宮一慶
小宮氏の○○力シリーズのひとつであるが、
この「時間力」養成講座はさらりと読める中にヒントがたくさん詰まっている。
まず「時間力」の基本として、次の2つを挙げている。
「自分の時間を把握していること」
「自分が行うことを把握していること」
僕はこれに追加して、最後のほうで述べられていることだが、
「自分の事務処理能力を知る」ことも含めた、
この3つが大事な基本要素だと感じた。
これらを把握しておくことで、時間をコントロールすることができる。
そして「やる気の高い時間」をどれだけ持つことができるかが重要だとし、
そもそも「やる気」には志(目的・目標)が必要だとしている。
これは僕も常々思っていたことだったのだが、
しかし、では、自分がどう生きていくかという志をどうやって見つけるかが問題だった。
これについて小宮氏は、
ブレークダウン式よりもステップアップ式をとるようにススメている。
つまり、人生の目標とか1年の目標とか長いスパンのものを、
若いうちに見つけることは難しいだろうから、
まずは月間目標(短期目標)を決めてこなしていこう、ということだ。
好きな人の本を1冊読むとか、こんな映画を観るなど測定可能な目標をたて、
それをクリアしていくうちに自分の方向性は固まってくるとする。
(この短期目標は仕事とプライベート両方を挙げるべきとしている)
これは非常に現実的である。
もちろん長い距離もぼんやりとでも見据えながら、
現在に即した短期目標を積み上げながら、
いつかその折り合いがついてくるものなのだろう。(と信じたい)
いずれにせよ短期目標の達成感の連続が大事だとするのは、確かな気がする。
これらがこの本で自分にとって最も重要だと思った点である。
ちなみにこれ以外にもまだまだヒントになることはあった。
たとえば、常にやるべきことをたくさん持っておくこと。
これは経験的にも実感できるポイント。
忙しいくらいのときのほうが集中力が高まるし、アウトプットの質もいい気がする。
それから、時間術と少し離れてる感じがするが、
人からの情報収集には自分がいいアウトプットを提供できなくてはいけないこと。
もらうことだけ考えていてはダメだというのは耳の痛いところであった。
年末年始、これまでの自分の時間の使い方を見直すのに、
参考になる話題が多い本だと思った。
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