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新しいリサーチ?

日経ビジネス2007.3.19号。
サントリーの特集の中で、
「ありきたりの消費者アンケートなど、即ゴミ箱行き」とし、
「急須で入れたお茶を、人、もの、動物に例えると何ですか?」
「お茶を飲んではいけないという法律ができたら、どう反論しますか?」
といった変わったインターネット調査を実施したとあった。

さらに、日記調査で、
回答者のイメージが伝わるようにイラストを入れたり、
人物像が浮かぶような内容を調査し、
そこから将来のトレンドを読み取ったという内容が掲載されていた。

リサーチ手法として、興味深い内容である。

けれど、これを読み取ることの難しさも感じる。
変わった質問をして、変わった回答を得る。
そこにアイディアのヒントがあるかもしれないけれど、
でも、それが消費者の何を示しているのか、
何を読み取ったことになるのか。
深層心理のようなものにせまったといえるのかどうか・・・。

それからありきたりの認知率や購入意向などを問う、
いわゆる定量調査はいらないものなのだろうか。
たぶんそんなことはない。
あるマーケティング活動が結果に結びついているのか、
その評価・検証にはやはり必要なのではないだろうか。
ただ、それらから消費者のなぜを導くのは相当な工夫がいるのは確かかもしれない。

そういう意味では、それがたとえ何を示しているか、
正確に、ロジカルに読み込めなくても、
今回の特集にあるような手法はありなのかもしれない。
古典的な手法であるロールシャッハを少し思い出す。
そのインクのしみでほんとにそんなこと言えんのかよ、
と思いつつ、意外と納得できる解釈だったりして・・・。

結論。
いわゆる定量調査も、アイディア創出のためのこんな調査も、
目的によって上手く使い分けられれば、どっちも力を発揮するはず。

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受信: 2007年3月20日 (火) 15時55分

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