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早稲田ラグビー2008-2009 雑誌「Number」を読んで

雑誌「Number」の2/5号はラグビー特集。
特集を読んで、改めて今シーズンの早稲田を振り返ってみた。

今年の早稲田は、
対抗戦は本当に不安定、
大学選手権に入って、別のチームのように生まれ変わった。
この生まれ変わりの要因は、
たぶん豊田キャプテンの変貌と相関しているような気がする。

シーズン当初、
キャプテンが豊田選手になったとき、私としては違和感を感じた。
プレーぶりしか知らないけれど、
やんちゃな印象で、まとめるタイプではないと思ったし、
自由奔放に動き回ってこそ良さがでるタイプに思えたからだ。

最終的な結果をみれば、そのとおりだった。
キャプテンらしさを出そうとしていただろう対抗戦は、
チームはずっと不安定な状態。
プレーヤーとして自由に動き始めた大学選手権は、
チームは見違えるような良い動きを見せた。

では、最初から豊田キャプテンは、
キャプテンでありながらも奔放に動き回ることはできなかったのか。

雑誌の記事中で中竹監督は、

最初から自由にやれと言ったら、まわりの人間はもちろん、
豊田自身が納得しなかったでしょう。
「チームが勝つためには豊田はこうでなければいけない」
ということをみんなが受け入れるためには、
どうしても一度、失敗してだめになる必要があったのです」
と答えている。

様々な思惑が交錯する組織では、
確かに、簡単には自由奔放にやっていく雰囲気は作れなかったのかもしれない。
キャプテンはまとめるべき人間だ、という周りの目もあったのかもしれない。
そう思えば、今シーズンの一連の流れは必然なものとして受け入れられる気もする。
ただ、ここでいう失敗はどこまでを想定したものだったのだろう?
さすがに2敗することを想定していたわけではないだろうが。
ただ、一ファンとしては、いつかは止まるものとはいえ、
対抗戦の連勝が止まったのは残念なことではあった。

今年は清宮マジックが本当の意味で解けた年だったのではと個人的には思う。
清宮監督時代、彼のことばは自信にあふれていたし、
それに呼応するように選手たちも自信あるプレーをしていたような気がする。
そして、それに周りの大学は委縮してしまっていた気がするのだ。
早稲田は強い。早稲田には勝てないのでは。
勝手にそう思ってくれていたのではないだろうか。
今年はその幻影を断ち切られてしまったのではないかと思うのだ。

早稲田が昨年に比べて小粒になり、
たとえば帝京は昨年以上の実力をもったチームを作り上げてきた。
実力差が縮まってきている上に、
ぎくしゃくしたプレーをする早稲田に、
精神的な余計なプレッシャーをライバルチームが感じなかったように思う。

それでも、大学選手権を制したのは早稲田だった。
準決勝の東海も、決勝の帝京もいつものプレーができていなかった。
それは早稲田への恐れというよりも、
初舞台へのプレッシャーだったのではないか。
そして早稲田は伝統と経験という点で優位に立て、
豊田キャプテンが自由奔放に本来のプレーができる組織になっていた。
その差だったように思う。

さて、来期の早稲田はどうなるのか?
FWの要だった選手たちが卒業していく。
今年以上に苦戦を強いられるような気もする。
バックス陣は今年のメンバーの大半が残るが、
今年の出来は正直不満である。
BCDEという下位にいた選手が、
もっともっとAチームをつきあげて、
とってかわるようになってほしい。
さらにタフなチームになってほしい。
そして今度こそ大学選手権3連覇を達成してほしい!

しかし、まずはその前に日本選手権。
豊田組として最高のパフォーマンスを最後に見せてくれることを期待している。

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