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本:『最強の集中術』 ルーシー・ジョー・パラディーノ

適度に刺激を受け、集中ゾーンに入るためにはどうしたらよいか?
とても参考になる本だった。

まずは自分を知ることが大事。
アドレナリン・スコアをつけて内観する。
人生で一番リラックスできた瞬間を「0」、
一番激しく緊張した瞬間を「10」と置いて、場面場面でカウントする。
あとはたとえば報告書作成には「5」くらいで集中していた、
プレゼンのときは「7」がよかったと基準を決めて、
そこに合わせるための方策を練ればいい。

この本で一番良かったのは、
「ながら作業」の是非が述べられていたことだ。
僕はずっと音楽を聴きながら文章を書いたり、仕事をすることを好んできた。
自分ではこれが集中力を高めているつもりだが、
実際には良いことなのかどうか知りたかったのだ。

前提として、ながら作業では効率が落ちるということはあるが、
集中ゾーンに入るために上手に使うことが提案されている。
アドレナリン・スコアを上げる、あるいは下げる必要があるとき、
ながら作業を使って集中ゾーンに入るのだ。

音楽でいえば、
聴き入ってしまわない程度のボリュームで、
インストゥルメンタル音楽を使うことがオススメされている。
アドレナリン・スコアを上げるなら
リズムがはっきりしたテンポの速い、クラシックやジャズなど。
下げるなら、静かなリラックスできる、
それでいて集中するためにある程度テンポのあるもの。
まあ、これまでの僕のやり方を振り返ると、
たまに歌詞のあるものを聴いてもいたけれど、
大抵はこの本でオススメされている感じの曲を聴きながら仕事をしていた。
ということは、集中力のコントロールの方策として、
間違いではなかったということだろう。

これ以外にもヒントとなることが書かれており、
全部で「8つの鍵」が述べられている。

ちなみに上記以外で気になったのは、
生活習慣の章にあったカフェインの摂取について。
コーヒー好きの僕は、一日に缶コーヒーを1~2本、
スタバやタリーズなどのコーヒーを1杯は飲む。
ちょっとカフェインの摂取しすぎかな、と思う。

適度に摂取すれば、
集中力が求められる知的活動の効率が上がるようだが、
やはり摂りすぎれば、イライラや不安という副作用が生じる。
さらに、良い睡眠のためには午前中のみ摂取するなどにしたほうが良さそうだ。

というわけで、いろいろと自分の仕事や生活のスタイルを、
集中力という側面から見直すことができた有意義な本だった。

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» 『最強の集中術』L・J・パラディーノ [あれこれ随想記 ]
ルーシー・ジョー・パラディーノ著、森田 由美訳『最強の集中術』エクスナレッジ、を読みました。 子どもから「集中力が大事だって言うけれど、どうやったら集中力がつくの?」という質問を受けました。 適当に答えても良さそうなものですが、せっかくの機会だから本を読んでみようと思い、本書を手に取りました。 子どもに読ませるほどの本ではないので、私が良さそうな箇所を拾って、教えることにしました。  まず、集中力を高める鍵は8つあります。 1 まずは自分を知る 2 気分転換のスゴ技 3 先延ばし撃退法 4 不... [続きを読む]

受信: 2009年1月31日 (土) 21時44分

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