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本:『人生の転機』 西山昭彦

普通のビジネスパーソンにインタビューをし、
その転機となった言葉を中心に、
その人の会社人生を10ページ程度で18人分まとめている。

気になった言葉たち。

「人生は、出来事の連続ですよ。
その出来事をどのように受け止めるかで、
その後の反応も行動も、そして結果も違ってきます。
どうせなら、肯定的に受け止めてはどうですか。
この出来事は、価値がある、役に立つ、幸せに繋がるとね」

そもそも仕事をするということは、
それぞれの立場、レベルでの問題解決そのものであることに気づいたのです。
部下は部下の問題解決、上司には上司の問題解決と、
それぞれに役割がある。

茶道に「守・破・離」という言葉があると聞いたことがあります。
物事を習得する際の、三つの段階を言い表した言葉だそうです。
「守」は教えてもらったことを守り、
それに従ってその中で物事を考えること、
「破」は従来のものを工夫してその中で新しいことに応用していく、
そして「離」は今までの常識を離れて、
同じ目的を果たすための自由な創造をする。

ここにでてくる人たちはみんな、
おそらく50代とか60代の人たちであり、
いろいろと経験を積んできたものを語っている。
ただ、文章にしてしまうといまひとつその転機のことばのリアルさが、
伝わってこない部分もある。
本当は会って話をしてみたいと思った。

文章という媒体にした場合、
もしかするとフィクションのほうがよりリアルに伝わるのかもしれない。
芥川賞受賞作である「沖で待つ」の中の上司の一言。

「納まらない現場っていうのは絶対ないんだよ」

なんかこう、ズシーンと響いた。
こんなことを言ってくれる上司と仕事がしたい。

ちなみに「沖で待つ」自体は、
これが芥川賞かあ、とちょっと拍子抜けする感じがあった。
まあ、面白かったけど、軽い感じというか・・・。
ただ、会社の同期ってのは、確かにイイモノだとは思ったけれど。

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