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本:『凸凹デイズ』 山本幸久

ページを繰る手がとまらなくなった。
読み終わった後、満たされた気持ちになった。
そしてちょっぴりせつなくもなる。
凹組の面々は楽しそうに働く。
つらいことだってあるんだけど、でも、楽しそうだ。
そんな彼らがうらやましい。
イワイダの気分もこんななのだろうか?
自分が何を残せるのだろう、という寂寥感。
だけど、大人げなく、一心不乱に、猛ダッシュする彼は、
ちょっと前向きになってるのかな。

文庫版の解説に、作家の三浦しをんさんが書いている。

「なぜ働くのか」という疑問に対する本質的な答えは、
「ひとは、だれかとつながっていたい生き物だから」
なのではないか。

なんだか似たようなことをつい最近別の本で読んだ気がする。
社会とつながっていたい、ひととつながっていたい、だから働く、
これは間違っていないような気がする。

そのつながりの質が高ければ高いほど、
きっと働くことの満足感が高まるんだろう。
今の自分はまだ足りてない。
だから、凹組がうらやましく映る。

僕が住んでいるマンションの1階にあるオフィスは、
どうやらデザイン会社のようだ。
凹組ほど変な格好ではないが、
まあ、だらしない格好で、外でたばこを吸っているのを見かける。
彼らにもこんな物語があるのかなあ、とふと思った。

ちなみにこの小説、ドラマにしても面白そうだ。
読んでいて、映像が浮かぶのだ。
クロ、オータキ、ナミ、ゴミヤ、イワイダ・・・、彼らの顔が。

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