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雑誌メモ:『クーリエ・ジャポン 2010.3』 貧困大国(アメリカ)の真実

レビュープラス様より献本いただきました。
ありがとうございます。


どうやら世の中に「正しい答え」なんていうものはなさそうだな、
なんてことを、最近ようやく理解しはじめているような気がする。
そんなことを考えはじめたら、なんだかちょっとつまらない気分にもなったのだけど…。
正解がないから面白いんじゃないか、と言う人もいるけれど、僕はあんまりそうは思えなかった。


■オバマ大統領就任から一年 「貧困大国」の真実

アメリカは自由と平等の国、とまでは思ってないけど、
映画なんかで観ている限りはちょっと素敵な感じがする国、そんなイメージ(貧困な発想…)。
アメリカのビジネススクールに留学して、
卒業式の時、空に向かって帽子を投げてみたい、なんて半分本気で思ってみたりもするのだが、
今じゃ授業料の高騰がもたらす「大学教育崩壊」の危機、であるらしい…。

そして、
「フードスタンプ」という食料配給券の受給者数は過去最高を更新し、医療は崩壊の危機…。

いったいアメリカで何が起こっているのか?

誰しもが口にしていた「CHANGE」という言葉。
オバマ就任時の人々の熱狂は日本にも伝播してくるくらいに、
あんなに期待感いっぱいだったというのに、
あれから一年たったアメリカはどうやら「貧困大国化」が進んでいるらしい。

でも、一方では、
金融危機後に主要金融機関は持ち直し、多くの大企業の株価が上がっていることから、
アメリカは立ち直ってきているという評価もあるようだ。
(この状況って、なんだかどこかの国も似たような感じ?…)


■ミシュラン覆面調査員とランチを食べてみた

ミシュランガイドといえば、2007年に東京版が出て、日本でも話題になった。
ミシュランガイドで星がついたお店だというと、とりあえずそれだけでありがたい気分になったりもする。

しかし、このガイドっていったいどんなふうに作られているのか?

この記事は初めてミシュランの調査員への取材を許されたものであるらしい。

この調査員の言葉で面白いなと思ったもの、
「食べることで、プロダクトの品質を検査しているとでも言えばいいでしょうか。」
「料理というものは科学です。」

1サンプル(あるいは数サンプル?)が品質検査をしていて、
それも数値で表せるようなものでもないだろうし、
そう思うとなんだかあんまり科学っぽくもない感じがするのだけれど…。

それを科学だとして、絶対味覚みたいなもので測定された最高品質だとして、
最高品質の基準もよくわからないけれど…、
とはいえ、とりあえずそう仮定したとして、そのこととそれが好ましいことは別問題だよなあ、ってこと。


2つの記事は別に共通点も何もないのだけど、
ふと思ったのは、作られたイメージを信じることができるとそれはとても楽なんだろうということ。

だけど、どんな立場でどんな視点で考えるかで真実はいろいろあるわけで、
アメリカって素敵な国だよなあとあこがれていたら、
裏側では結構ぼろぼろなんですよ、っていう一面があったり、
ミシュランガイドの裏側を知らずに信用して、
なんか違うんだよなあと思いながら、いや星をとった店なんだからこれが美味なんだって、
そうやって思い込もうとしてみても、やっぱりそれって無理があるのではないだろうか。

ものごとはどんなふうにみるか、
同じものだとしても、どんなふうに解釈するのかでいろいろに見えてくる、
となると、何が正しいのか、というのは、結局のところよく分からなくなっていくわけで。
だけど、正しいことって結局なんなんだろうなあって思いながら、
それでも真実はどこにあるのかってことを、
(それが面白いことかどうかは別として)
ずーっと考え続けるってことも大事なことかもなあ、なんてこの雑誌を読みながら思ったのである。

へーそんな見方もあるんだね、って思うやり方はたぶんいろいろあるんだろうけど、
てっとりばやい方法は、違う文化に触れてみることのような気がしていて、
そうしたらクーリエ・ジャポンっていうのはまさにうってつけの雑誌なんだろうと思うのだ。



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