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読書メモ:『武士道シックスティーン』 誉田哲也

いやー、夢中になって読んでしまった。
爽快な青春小説happy02

武蔵の「五輪書」が愛読書で、
全中2位という剣道エリート磯山香織。
日本舞踊から剣道に転向したばかりながら、
少しずつ才能を開花させていく甲本(西荻)早苗。

香織はとにかく勝負にこだわり、
勝つことを追い求めて剣道をする。
早苗はできなかったことができるようになる、
そんなところに剣道の面白さを求め、勝ち負けにあまり拘らない。
対照的なふたり。

よくある設定ではあるし、
当然のようにこの対照的なふたりが交わっていくところで、
物語は進んでいくのであるが、
迷ったり怒ったりいろいろしながら、
最後にお互いを認め合うようになっていく様子は、
お決まりなストーリーかもしれないけれど素直にイイと思った。

物語は章ごとに香織と早苗それぞれの視点で交互に描かれるが、
それぞれの心の動きが伝わってくる。

それにしてもふたりとも家族が素敵だなと思う。
それも父親との関係が。
香織は父親と仲が悪いようでいて、
実はきちんと見ていてくれていることに気がついて、
自分を見つめ直すヒントを得ているし、
早苗も複雑な家庭の事情がありつつも、
やはり父親との会話から自分を見つめ直すヒントを得ている。

そしてそれを影(かどうかわからないが)から支える母。
兄、姉の存在も魅力的なものとして描かれている。

さらには高校の剣道部顧問小柴先生、
剣道部の先輩(特に河合)らなどなど、
主人公を取り巻いている人たちもみなイイヤツばかりで、
人はいろんな人に支えられているんだよなあ、
なんて改めて思わされたりもする。

自分の部活をやっていた頃を思い出しつつ、
ライバルの大切さや周りの人の大切さ、
そんなことに思いを浸れる1冊かな、と。

ちなみに映画は2010年4月下旬の公開らしい。
香織役が成海璃子、早苗役が北乃きい。
まあ、なんかとってもハマってる気がするので、観てみたいかな。

それと続編も出てるようだし、そちらも読んでみようっと。

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