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読書メモ:『田村はまだか』 朝倉かすみ

田村はまだか (光文社文庫)
朝倉 かすみ
光文社 (2010-11-11)
売り上げランキング: 71589


久しぶりのブログ更新。
このところ育児に時間をとられてしまって、なかなか更新できなかったが、
ようやく少しずつ生活のリズムができてきて、
本を読んだり、このブログの更新もする余裕が出てきた。

『田村はまだか』はずっと気になっていたのだが、
文庫本になったのを機に買って読んだ。

正直どんな小説なのかよくわからず、
タイトルの面白さだけで読んでいたのだが、
なんだか心に残る小説で、読後感も爽やかな、いいものだった。

舞台はスナック「チャオ!」。
永田一太、池内暁、坪田隼雄、加持千夏、伊吹祥子の5人は、
小学校の同級生。
クラス会の三次会で、「チャオ!」のマスター花輪春彦が加えつつ、
「田村」を待っているという設定。

連作短編の形式で、
各登場人物の秘められた物語が語られていきながら、
「チャオ!」の場面に戻りつつ、ストーリーが進んでいく。

各登場人物の物語も、全体の物語も、
特別大きな何かが起こるわけでは全くない。
淡々と、しかし、何か人生の核心をつくような印象的な言葉がちりばめられている。
こういうのを味のある小説とでもいうのだろうか。
さて、田村はくるのか?
それは読んでみてのお楽しみ。

読みながら思ったのだけど、
芝居のような小説だと思った。
登場人物のセリフが芝居のセリフとして想起されたのだ。
映画やドラマというのではなく、芝居にしたら、面白いのではないかと思った。

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