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読書メモ:『すべては「売る」ために 利益を徹底追及するマーケティング』 セルジオ・ジーマン

すべては「売る」ために―利益を徹底追求するマーケティングすべては「売る」ために―利益を徹底追求するマーケティング
セルジオ・ジーマン 依田卓巳

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繰り返し述べられるマーケティングの目的。

マーケティングの最終目的は、できるだけ多くの商品を、
できるだけ高い値段で、できるだけ多くの人に頻繁に売って利益を最大化すること

CMで認知を高めたり、ブランドのイメージを作ったり、
それらも大事な仕事であるが、それが目的ではないと繰り返す。
あくまで利益をあげることが目的なのだ、と。
そしてその目的を達成するために重要なことは、
戦略を決め、戦術を立てることだとする。

そして、マーケティングはアートではなく、サイエンスだと言い切る。
消費者のことを考える、それがマーケターのほぼ唯一のことだとし、
そのためにデータを尊重するべきだとする。
このあたりを読んだとき、リサーチャーとしては、モチベーションも上がったし、責任も感じた。

この本では、何か目新しいマーケティング知識が得られるというわけではないと思うが、
自分の中では響くポイントがいくつかあった。
たとえば、商品の定義を拡大する、ということ。
スターバックスを例に、
スターバックスはコーヒーの楽しみ方を再定義したことで、
市場を拡大したという説明は自分のビジネスを考える上で参考になった。

また、ものを売るには買いたくなる理由を提示する必要があり、
それも多くの理由を提示すべきだということも、なるほどと思った。
たくさんの理由を用意して、多くのセグメントを取り込んでいくことで、
顧客を拡大していくという意味だと受け取った。
資生堂がTSUBAKIなどで多くのタレントを使って、
様々なセグメントにアプローチしたのも、これに近いことなのかなと思った。

創造性とは画期的なアイデアを出すことだけではなく、
なぜその商品を買ったのかを掘り下げていく地味なことのほうが多いと言う。
消費者のことを考え続け、考え抜き、
なぜなぜと掘り下げていくことが結局は「インサイト」に到達する一番の方法なのかなと思った。

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