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2011年3月

読書メモ: 『武士道セブンティーン』 誉田哲也

武士道セブンティーン (文春文庫)武士道セブンティーン (文春文庫)
誉田 哲也

文藝春秋 2011-02-10
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武士道シックスティーン』に続いて、今回も爽快で面白かった。

磯山香織と西荻、いや甲本早苗、高校2年生の剣道部員。
それぞれの視点からの章立てで物語が進んでいく。

2人の主人公ではあるが、
磯山香織は前作に比べて成長した感があり、
今回はちょっと甲本早苗の成長を描くことに比重があるような感じがした。

単純に青春小説としてワクワクする楽しみが味わえるのだが、
今回は「武士道」としての剣道、「スポーツ」としての剣道、
をちょっと考えさせられる内容でもあった。

同じような話題で思いだすのは、「柔道」と「judo」。
日本人選手が勝てなくなってきたときに、
世界は「judo」をしていて、勝つためにどうするかの戦いをしている、
確かそんな話だったような気がする。
日本の「柔道」では世界に勝てない、と。

最近よく言われる日本のガラパゴス化、なんてことも思い浮かんだ。
日本独自の路線を進んだが故に、世界に後れをとってしまう。
(そんな意味であってる?)

だけど、「武士道」というものは、日本文化としては大事なもの(のはず)。
(きちんと理解できていないので、大事かどうかはちゃんと判断できない…)
そう考えると、ガラパゴスであろうが、
本質的に大事なものを守るべきではないかとも思うが。

「武士道」と「スポーツ」、
どちらがいいというわけではない。
たぶんどちらにもいいところと悪いところがあるような。
何をよしとするかは結局その人の価値観次第なんだろうなあ、
とあいまいな日本人的答えに行きついてしまったのだが、
まあ、そんなところだろうか。

「武士道シックスティーン」のときも思ったのだが、
磯山家、甲本家ともに、家族がとてもいい。
特に父親がいい味をだしている。
ちょっとほんわかした気分になれる。

それとちょっとだけ気になったのは、磯山、甲本は美人なのか?
映画では、香織役が成海璃子、早苗役が北乃きいであり、
どうしてもそのイメージになってしまうのだが。
だけど、磯山香織よりも後輩の田原のほうがかわいいらしいし、
絡んできた不良たちは「このブス~」みたいなことを言っている。
まあ、絡むときはたぶんそういう物言いをするものだろうけど。
ちなみに、磯山が色白であることは間違いないようだ。
そう書いてあったので…。
そんなことをちょっと想像しながら、今回も楽しく読んだ。

「武士道エイティーン」、文庫化したら買おう…。

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2011年2月に読んだ本・観た映画まとめ

今月から育児がスタートしたけれど、
合間をぬって本を読んだ。
とはいえ、統計学の2冊は前々から読んでいて、
今月読了と言いつつ、辞書的な使い方を続けているものだし、
ちゃんと今月読んだなというのは、4冊というところか。

基本的には通勤時に電車で読むのがメインになる生活が、
しばらく続きそうだな。

だぶの本棚
2011年02月
アイテム数:10
田村はまだか (光文社文庫)
朝倉 かすみ
読了日:02月19日
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プレイン・フッキー
ボブ・ジェームス
読了日:02月23日
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らくらく統計術
後藤 秀夫
読了日:02月23日
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新・涙なしの統計学
D. ロウントリー
読了日:02月23日
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しあわせ漢字を贈る 男の子の名前
田宮 規雄
読了日:02月26日
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