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2012年3月

読書メモ:『本はどう読むか』 清水幾太郎

本はどう読むか (講談社現代新書 297)本はどう読むか (講談社現代新書 297)
清水 幾太郎

講談社 1972-11-20
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教養新書合同フェアで購入した本。
教養書なんて読む必要があるものではないけれど、
「立派に」生き、「立派に」死ぬために読むのだとする。
この「立派に」というのが、どういうことなのか。
というのは、それこそ読書を通して自分で定義づけることなのかな、と解釈した。

それから本を読んだら、当たり前かもしれないが「考える」ことが大事。
読んで、理解した、だけではなく、そこから何を感じ、考えたか。
それがないと本の内容が自分の力にならないよなあと反省。
読むことだけに重きを置いていたので、
「考える」ことを意識したい。

そこを意識すれば、それはたった一行でも考えるに値する部分があれば、
その本は自分の役に立ったということだ。
逆にそこしか役に立たなさそうだったら読むのをやめればよい。
清水先生が言っているのは、たぶんそういうことかな、と。

以下、気になった部分を引用メモ。

言い換えれば、人生論の本ばかり読んでいても駄目だということである。
しかし、私は以前から考えているのだが、 思想というものを最終的にテストするのは、 家庭という平凡な場所であると思う。
本を読みながら、「なるほど、なるほど」と理解しても、 そういう理解は、心の表面に成り立つ理解である。 浅い理解である。 本を読んで学んだことを、下手でもよい、自分の文章で表現した時、 心の底に理解が生まれる。
或る本を読んで、一頁でもよい、一行でもよい、一語でもよい、 ハッとするところがあったら、読者としては大儲けである。


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読書メモ:『阪急電車』 有川浩

阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
有川 浩

幻冬舎 2010-08-05
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幸せな気分になれる小説だった。
そして、自分の学生時代を重ね合わせてちょっぴりせつなくも。

電車で出会う見知らぬ人たち、
それぞれにそれぞれの人生があるわけで、
だからそれぞれの視点分の物語がある。
(それぞれ、ばっかりでややこしい…)

そんなこと普段は気がつかないけれど、
毎日とは言わないけれど、
こんなふうに物語がつながっていっていることもあるのかも。
なんて思いながら読んでいくと、
満員電車も楽しくなるだろうかと思ったが、
それはやっぱり楽しくなかった…。

有川浩という人を、ずっと「ありかわひろし」だと思っていたら、
「ありかわひろ」さんという女性でした。
ごめんなさい…。
でも、この小説を読んでいて、
ああ、やっぱり女性でしたか、と納得。
翔子の討ち入りや時江の一言一言や、
えっちゃんの気持ちとか…。

それからこれはきっと映像になったら面白いんだろう、
って思ったのだけど、
これまたもう映像化されているようで…。
最近、家の近くにレンタル屋さんがなくなってから、
映画をみる機会が減っていたので、
今度探してみようと思う。

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